『カルドミラージュ製品の手入れ方法が分からない』
『手入れに使うメンテナンス製品が知りたい』
『手入れはどれぐらいの頻度でするべき?』
このような方に向けて、カルドミラージュの革の手入れ方法を解説します。
説明に使用する製品は、カルドミラージュ・コンパクトウォレットです。
この記事でわかること
- カルドミラージュ製品のお手入れに必要なメンテナンス用品
- カルドミラージュ製品のお手入れ方法
- カルドミラージュ製品のお手入れ頻度
カルドミラージュの革は、広く知れ渡っている人気のブライドルレザーやコードバンと比較すると革の質感が全く違うので、
『どうやってメンテナンスすればよいか不安』
という人も多いと思います。
そのような不安を解消できるよう、できるだけわかりやすく解説していきます!
本記事の信頼性
結論から言うと、カルドミラージュの革はほとんどメンテナンスする必要がありません。
理由はオイルをたっぷり含んだ革なので、栄養クリームをぬる必要があまりないからです。
とは言っても、少し擦れると傷がつきやすい革で
『本当にメンテナンスが必要ないのか?』
『革が傷ついてしまったから目立たなくしたい』
と考えている方も多いと思います。
そのような方にも向けて、少し掘り下げたメンテナンス方法を紹介しています。
また、カルドミラージュ製品のお手入れ方法は「革を早く経年変化させたいか」、「じっくり経年変化を楽しみたいか」で異なります。
以下の2パターンに分けてお手入れ方法を解説していきます。
- 革の経年変化をじっくり楽しみたい人向け
- 革を早く経年変化させたい・させてもいい人向け
僕独自の方法ではなく、ココマイスターからの情報をもとに僕が実際に行ったメンテナンス方法を写真付きでわかりやすくしている記事ですので安心して読み進めていってください。
※もし、この記事を読んでみて分らないことがあればコメントをいただけると幸いです。本記事の内容や革製品についてのことであれば、すべてのコメントに返信させていただきます。ページ下部のコメント欄から気軽にご送信ください。
革の経年変化をじっくり楽しみたい人に必要なメンテナンス用品
経年変化をじっくり楽しみたい人に必要なメンテナンス用品は、以下の①やわらかい布と②ブラシだけです。
コロニル1909シュプリームクリームデラックスのような栄養クリームは不要です。
① やわらかい布
①はやわらかい布です。
できれば革用のクロスであるポリッシングクロスがベストですが、綿100%のTシャツの切れ端でも十分です。
軽い汚れ落とし、乾拭きに使用します。
② ファインポリッシングブラシ
②は毛先がやわらかめのブラシです。
僕はコロニル1909ファインポリッシングブラシを使っています。
ヤギの毛を使用したブラシで、上記のように指で軽く押すだけで毛先が倒れるやわらかいブラシです。
革全体のブラッシング(ホコリの除去、ツヤだし)に使います。
以下のような馬毛ブラシでも問題ありません。上記の山羊毛ブラシより少しかためです。
革の経年変化をじっくり楽しみたい人向けのメンテナンス方法
カルドミラージュの革の経年変化をじっくり楽しみたい人はほぼメンテナンスが不要ですが、乾拭きやブラッシングはした方がいいです。
革がこすれて小さな傷ができた場合の対処方法も合わせて紹介します。
では、手入れ方法を順に説明していきます。簡単な流れは以下のようになります。
カルドミラージュ製品のお手入れ方法
- やわらかい布を使って乾拭きする
- 革全体をブラッシング
- 小傷がついている場合は指でこする
上記について詳しく説明していきます。
手順1.やわらかい布を使って乾拭きする
綿100%のやわらかい布を使って乾拭きして軽い汚れやホコリを落とします。
正直、汚れがない場合はほぼ不要ですが念のため日常的にしておきましょう。
手順2.革全体をブラッシング
コロニル1909ファインポリッシングブラシを使って革全体をブラッシングします。
一定方向にブラッシングします。縫い目に沿ってブラッシングするとより効果的です。
革全体のホコリ除去やツヤだし効果があります。
手順3.革に小傷がついている場合は指でこする
革に次の画像のような小傷がついている場合は、指で軽くこすって皮脂で革をなじませることができます。
上記、赤丸の白っぽくなっている小傷を指で軽くこすります。
指に皮脂がほぼない場合は、顔の皮脂を使っても問題ないです。気持ち的に嫌な人は指だけでなんとかしましょう(笑)
ある程度こすると次の画像のように、小傷がほぼ目立たなくなります。

キレイに小傷が消えていますね
小傷が消えた後は、やわらかい布で乾拭きして完了です。
革を早く経年変化させたい・させてもいい人に必要なメンテナンス用品
革を早く経年変化させたい・させてもいい人に必要なメンテナンス用品は、以下の①やわらかい布、②ブラシ、③栄養クリームです。
▲革を早く経年変化させたい・させてもいい人に必要なメンテナンス用品
①と②は、経年変化をじっくり楽しみたい人に必要なメンテナンス用品でも紹介しましたが、ここから見る人もいると思うので、もう一度紹介します。
① やわらかい布
①はやわらかい布です。
できれば革用のクロスであるポリッシングクロスがベストですが、綿100%のTシャツの切れ端でも十分です。
軽い汚れ落とし、乾拭きに使用します。
② ファインポリッシングブラシ
②は毛先がやわらかめのブラシです。
僕はコロニル1909ファインポリッシングブラシを使っています。
ヤギの毛を使用したブラシで、上記のように指で軽く押すだけで毛先が倒れるやわらかいブラシです。
革全体のブラッシング(ホコリの除去、ツヤだし)に使います。
以下のような馬毛ブラシでも問題ありません。上記の山羊毛ブラシより少しかためです。
③ 栄養クリーム
③は栄養クリームです。
僕はコロニル1909シュプリームクリームデラックスを使っています。
クリームを塗りこむことで革に潤いを与えて、革の乾燥によるひび割れや繊維の逆立ちなどの劣化を防ぎます。
カルドミラージュ製品にはあまり必要ありませんが、栄養クリームを使うことで経年変化を早くさせたり、小傷もカンタンに目立たなくなります。
革を早く経年変化させたい・させてもいい人向けのメンテナンス方法
カルドミラージュの革を早く経年変化させたい人向けのメンテナンス方法を解説していきます。
簡単な流れは以下のようになります。
カルドミラージュ製品のお手入れ方法
- やわらかい布を使って乾拭きする
- 革全体をブラッシング
- 栄養クリームをまんべんなく薄くぬりこむ
- 乾拭きして乾燥させる
- 仕上げ磨き
上記について詳しく説明していきます。
手順1.やわらかい布を使って乾拭きする
綿100%のやわらかい布を使って乾拭きして軽い汚れやホコリを落とします。
正直、汚れがない場合はほぼ不要ですが念のため日常的にしておきましょう。
手順2.革全体をブラッシング
コロニル1909ファインポリッシングブラシを使って革全体をブラッシングします。
一定方向にブラッシングします。縫い目に沿ってブラッシングするとより効果的です。
革全体のホコリ除去やツヤだし効果があります。
手順3.栄養クリームをまんべんなく薄く塗りこむ
栄養クリームをやわらかい布に取り、革全体にまんべんなく薄く塗りこみます。
ここでは、次の画像のように小傷が目立つ箇所に塗りこんでみます。
クリームの量は以下のように少しずつ取り、塗りすぎないように注意します。
クリームを少しずつ適度に塗れれば、すぐに革に浸透していきます。
塗り方は、円を描くように力を入れすぎずに塗っていきます。
栄養クリームが小傷周辺の革全体に塗り込まれると次の画像のように、小傷がほぼ目立たなくなります。

栄養クリームを少し多めに塗ると経年変化が早まります
手順4.乾拭きして乾燥させる
栄養クリームを塗った後は、やわらかい布で乾拭きして1~2時間乾燥させます。
手順5.仕上げ磨き
仕上げに、コロニル1909ファインポリッシングブラシを使ってブラッシングして革を磨きます。
このときも、一定方向に縫い目に沿ってブラッシングします。
全体的に何度かブラッシングできれば完了です。お疲れさまでした。
カルドミラージュ製品のお手入れ頻度は1~2か月が目安
カルドミラージュ製品のお手入れ開始時期と頻度についてまとめました。
カルドミラージュ製品のお手入れ時期と間隔
- 1回目のお手入れは、購入後1~2か月前後を目安に
- 2回目以降のお手入れ間隔は、1~2か月ごとを目安に
あまりお手入れの必要がないカルドミラージュ製品ですが、お手入れをするのであれば購入後1~2か月前後を目安に小傷が目立ってきたらでいいです。
それ以降も、1~2か月ごとで問題ないでしょう。
栄養クリームを塗って早く経年変化させたい人は、もう少し頻度を多くしても大丈夫です。
まとめ:どのように革を育てていきたいか考えてメンテナンス方法を決めよう
基本的にメンテナンスが不要で扱いやすいカルドミラージュ製品ですが、革を早く経年変化させたい人は栄養クリームを塗って定期的にメンテナンスを楽しみましょう。
経年変化がどうなっていくか、主にツヤ感の変化が楽しみですね。
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